ホンダ 新型ヴェゼル検討者から疑問の声が! 流れるウィンカーはテールライトにも欲しいの声多数【みんなの声を聞いてみた】

2021年4月にデビューし、発売から半年以上経過した今でも一部グレードでは納車まで約1年もの時間を要するほど人気を博しているホンダ 新型ヴェゼル。大注目を集めている新型ヴェゼルであるが、SNSには疑問の声も少なからずあるのだった。とくに多いのが流れるウィンカーについて。一体どんな疑問が挙がっているのか!?

ホンダ 新型ヴェゼル e:HEV Z(ハイブリッド・4WD) [Photo:茂呂 幸正]

9割以上のユーザーがハイブリッドを選択

新型ヴェゼルはガソリンモデルも含めると全4つのグレードをラインアップしている。直近の販売データをみると9割以上のユーザーがハイブリッドモデル「e:HEV」を選んでいる状況である。

今回話題にする流れるウィンカーは上位2グレードに標準装備されており、具体的にはハイブリッドのe:HEV Zとe:HEV PLaYである。一体どんな意見が出ているのか? 早速みていこう。

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新型ヴェゼルのライトに注目! 「後ろも流れるウィンカーを」の声多数

新型ヴェゼルの上位2グレードにはフロントのみ流れるウィンカーを採用している

もっとも多かったのが「なぜフロントのウィンカーだけ流れるタイプで、リアは違うのか?」あるいは「テールライトのウィンカーも流したい」という意見である。

新型ヴェゼルの特徴は横一文字に点灯するテールライトだ。こちらは全車標準となる

じつは新型ヴェゼルのライトを見てみると、ヘッドライトは全てLEDとなっているのに対して、テールランプはウィンカー、そしてバックライトは電球となっているのだった。

結論からいうと、現在のテールライトの設計上流れるウィンカーを搭載するのは不可能である。というのも横一文字に輝くブレーキランプやポジションライトはLED化をしており、流れるウィンカーを設置できるスペースがないのだ。

マイナーチェンジでテールランプも流れるウィンカー採用の可能性も

現段階ではテールランプに流れるウィンカーは採用されていないが、マイナーチェンジなどで搭載される可能性も

じつは新型ヴェゼルが発表された際に、筆者はエクステリアデザインを手がけた方にライトについて質問したのだが「当初はテールランプもフルLED化を目指していたが、設計上見送られた」と語っていたのだ。

となれば、来年以降に行われるであろうマイナーチェンジ時にテールライトデザインを一新する可能性も少なからずある。それだけに、新型ヴェゼルを検討しており、テールランプにも流れるウィンカーを欲しい方はもう少し様子をみるというのも大いにアリな選択肢である。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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