人気司会者 アジア文化への無神経さを非難され、番組コーナー見直しへ

タレントのジェームズ・コーデンは、文化への無神経さを非難され、自身のトーク番組『レイト×2ショー』の コーナー「スピル・ユア・ガッツ・オア・フィル・ユア・ガッツ」から、いくつかの食材を削除した。ジェームズは、セレブ達が(個人的な生活に関する情報を明らかにするような)難しい質問 に答えるか、風変りな、あるいは不味そうな食べ物を口にするかのどちらかを選ばなければいけないという人気コーナーについて見直しをしていると認めた。

TikTokユーザーのキム・サイラが、ピータンや鶏の足などの食べ物は 「アジアの人がよく食べる」 もので、 「嫌な」 ものではないと指摘したことを受けて、ジェームズは今後、これらの食べ物をゲストに出さないことにしたそうだ。

45,000人が署名したChange.orgの請願書で、サイラは次のように書いている。「出される食品は、ゲストが代わりに彼の質問に答えるように促すため、「気持ち悪い」ものであることが意図されていますが、その料理の多くは、実際には様々なアジア文化からのものです。 彼は、バロット(孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵)、ピータン、鶏の足など、アジアの人々が普段食べているものを出しました」「彼はあからさまにこれらの食べ物を 「本当に気持ち悪い」 「ぞっとする」と言っていました」

キムはこのコーナーをなくすか、 「番組に出てくる食べ物を完全に別のものに変える」 ことを要求し、ジェームズはそれに同意したようだ。

ハワード・スターンとのインタビューで、ジェームズは次のように語った。「その話は聞いている。次回からは、そういう食品に一切関与したり使用したりしないよ」「最初に君が言ったように、僕らの番組は喜びと光と愛がテーマなんだ。誰かを不快にさせる番組は作りたくないからね」

そしてジェームズは、食事メニューがどのように変わったかを例に挙げており、ダイエットを台無しにするスナック、チーズバーガーをトッピングしたピザのようなものでゲストを驚かせようとしているようだ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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