中国人原爆犠牲者を追悼 長崎・平和公園

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献花する参列者=長崎市、平和公園

 戦時中に強制連行され、長崎原爆で亡くなった中国人犠牲者32人の追悼式が4日、長崎市松山町の平和公園内にある追悼碑前で営まれた。
 「浦上刑務支所・中国人原爆犠牲者追悼碑」維持管理委員会の主催。追悼碑は故本島等元長崎市長ら市民有志が中心となり、2008年に建立。式典は、日中戦争の発端となった盧溝橋事件の日(7月7日)の前後に開いている。
 式典には建立に携わった支援者ら約50人が出席し、追悼碑に献花。同委員会の共同代表の1人、竹下芙美さん(79)が「今日は参加できなかった人たちもおられるが、来年は元気な顔で(追悼式典で)会いたい」と述べた。
 在長崎中国総領事館の崔龍領事は「中日両国はお互い離れられない運命共同体。協力しアジアと世界の平和、発展のため貢献しなければならない」とあいさつした。