GACKT、7月4日の自身の誕生日前後に新しい形でファンにコンサートを届ける!

2020年1~2月にソロ活動の20年を一緒に歩んできたファンへの思いをこめたオールタイムベストツアー「GACKT 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2020 KHAOS」を全国8カ所20公演、 約6万人動員の規模で開催。 ツアーファイナルとなる2月28日~29日の福岡公演がコロナ禍にて延期となっていた。 ファンから次のコンサートを熱望される中、 2018年に開催された「GACKT’s -45th Birthday Concert- LAST SONGS」で共演したKをツアー・パートナーに迎え、 GACKT本人の誕生日7月4日と前後した10日間のうちに「GACKT LAST SONGS 2021 feat. K」を全国4カ所で6公演を実施。 ピアノ、 ボーカルにKを迎え、 GACKTとKの二人で奏でるハーモニーとKのJazzyなピアノアレンジに加え、 GACKTでは珍しいストリングスが入った編成で、 代表的なナンバーからレアな名曲までを披露してファンを魅了した。

今回GACKTにとって新しい試みのこのツアーについて、 「ボクも正直いろいろ考えました。 コロナ禍だからしょうがないというライブではなく、 この状況だからこそ出来るライブを構築して”もう1回できるライブ”が出来上がった」という。 また、 「Kと呼吸を合わせて歌い、 その日のその時の感情と想いを届け、 観にきてくれているみんなが会場に足を運んでくれたことを“間違いじゃなかった。 本当にいいものを持って帰れた…!”と言ってもらえるものを届けたい」とも語った。 Kは、 リハーサルの中で日々アレンジが変化していき、 「(2018年のコンサートとは違い)今回たっぷり時間のあるリハーサルの中で、 曲の細かいところ1つ1つをみんなで創っていくクリエイティブな作業が僕も楽しかったです」と語った。

ストリングスの編成も、 ツインチェロの少し珍しい編成から成り、 ステージ上での演奏位置もストリングスでまとまってのレイアウトではなく、 GACKTらしいバンドの様な配置でステージ演出を一層高めた。 GACKTの数々の名曲はもちろん、 GACKTが率いるYELLOW FRIED CHICKENzの楽曲や、 Kの楽曲もラインナップされたスペシャルなセットリストとなり、 お互いの楽曲をツインボーカルで新たなケミストリーを誕生させた。 また、 2003年に発表されたGACKTの楽曲「LAST SONG」では、 2018年に二人が共演した時はKがピアノとコーラスだったが、 今回のKはピアノをあえて弾かずにGACKTとのツインボーカルとなり、 従来の失恋した女性側の心情の他、 “このストーリーの男性側の心情”を表現するために今回GACKTが書き下ろした別の歌詞をサビ部分に加えて歌うという新しいアプローチを披露した。 数々の名曲が会場と客席とのグルーヴで毎回表情を変えていき、 これまでのGACKTのステージでは体験したことがないサウンドとなった。

そしてGACKTの48歳の誕生日となる7月4日、 よこすか芸術劇場にて本ツアーを開催。 ミュージシャンでありYouTuberの虹色侍のボーカル担当ずまがケーキを持って登場し、 GACKTの誕生日をお祝いに。GACKTをお祝いするはずだったが、 ずまも誕生日が同じ7月4日なので逆にGACKTからケーキでお祝いされることに。 これまでとは違う形でエンターテイメントを届けたGACKT。 またこういったスタイルのコンサートを見たいという声が多く、 今後のGACKTの活動に注目したい。

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