『7.2新しい別の窓』武正晴監督が山田孝之の魅力を語る「彼のアドリブは演出に近い」

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新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で、「ABEMA SPECIAL2チャンネル」において、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人によるSNSを本気で遊び倒す世界初の「SNSバラエティ」、月一回の7.2時間でお届けするレギュラー番組『7.2新しい別の窓 #40』を、7月4日(日)午後3時から7.2時間にわたり生放送した。

■カリスマホスト・ROLANDが稲垣のモノマネを大絶賛「歴代で1番ROLANDに近かった」、ROLANDが下積み時代の給料を告白「月で2800円くらい」

7月4日(日)の本放送回では、実業家でカリスマホストのROLAND(ローランド)が番組に初登場。冒頭では、稲垣がモノマネをしたゴローランドについて触れ、「ゴローランド、本人よりROLANDに似てるなって。完璧だったんでびっくりしちゃって」とコメント。さらにROLANDは、「僕の真似をしてくださる方が結構いらっしゃったんですけど、歴代で1番ROLANDに近かった」と絶賛した。

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コーナー内では、ROLANDの年表をもとにトークを展開。少年時代はプロのサッカー選手を目指し、日々練習をしていたというROLANDでしたが、ある日、ブラジルのネイマール選手のプレイを見たときに「こいつ上手すぎるなって。(ネイマール選手は)同い年なんですけど、この世界で僕が365日24時間練習したとしてもこいつには一生勝てないなと思った」とサッカー選手の夢を諦めたことを説明。その後、大学を1日で中退し、一攫千金をするには“海賊”か“ホスト”しかないと思ったROLANDはホストの道に進むが、最初はなかなか売れなかったと語り、「最初の給料は月で2800円くらい。1年くらいはそんな生活でタクシーとかも乗れなかった」と意外な下積み時代を明かした。そんなROLANDが3人に下積み時代について尋ねると、3人は「あるある」と即答し、「でも、お腹が空くまでのことはなかったですよね?」とROLANDが確認すると、香取が「小学生くらいから叙々苑行ってたかな(笑)」と答えスタジオは大爆笑。まさかの回答にROLANDも「なんか悔しい(笑)」と笑顔で答えた。

■香取慎吾がクエンティン・タランティーノとの共演秘話を告白「タランティーノさんと僕が一緒に撃ち合う」、篠田麻里子のターニングポイントは、恩師・秋元康からの一言「スポンジになりなさい」

続いてのコーナーでは、3人がこれまでに共演した俳優・女優を迎えてトークを展開する「役者トーク」に『舞台「醉いどれ天使」』に出演する桐谷健太、高橋克典、篠田麻里子が登場。コーナー内では、『舞台「醉いどれ天使」』の監督を務める三池崇史氏の話題になり、ゲスト3人がそれぞれ三池監督の印象を語る中、香取が「僕も監督とご一緒したことがあって、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』という作品。オープニングでクエンティン・タランティーノさんと僕が一緒に撃ち合うっていうシーンから始まるんです」と説明すると、スタジオからは「え!」と驚きの声が。キャイ~ンの天野さんが「何故そういうシーンだったんですか?」と尋ねると、香取は「わかりません(笑)現場に行ったら、『タランティーノが空港から到着してなくて遅れている』と言われて。初めての現場で、ウエスタンの衣装を着て待ってたら、タランティーノが汗だくで『ゴメンナサイ!遅れた!』ってやってきて。そのあと、よーいスタート!でバンバンバンって2人で撃ち合って終わり」と説明し、スタジオは笑いに包まれた。

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さらに、コーナー内ではゲスト3人の“ターニングポイント”となった出来事をクイズ形式で出題。元AKB48の篠田にまつわるクイズでは、「『こうなりたい』という強い願望や『自分はこういうものが合う』と勝手に自己プロデュースをして凝り固まることが多く、そんな時に秋元康先生から、『スポンジになりなさい』と言われた。それ以来、いろんなものを素直に吸収できるようになった」というエピソードが披露された。篠田は、「スポンジは何でも吸収できるのもそうだし、『ケーキのスポンジなら、いろんな人がデコレーションして形になるんだよ』という意味もありました。『自分がスポンジになって、周りにデコレーションしてもらいなさい』と言われたんです」と説明し、そこから自分の考え方が変わったことを明かした。

■武正晴監督が俳優・山田孝之の魅力を語る「彼のアドリブは演出に近い」、稲垣も絶賛「究極の演技ですよね」

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番組の後半では、“大の映画好き”であり自身も数々の映画に出演している稲垣が、映画監督や作家をゲストに迎えトークを展開する「インテリゴロウ」をお届けした。今回のゲストには、話題沸騰中の配信ドラマ『全裸監督 シーズン2』の総監督を務める映画監督の武正晴氏が登場し、『全裸監督シリーズ』の製作秘話や、作品へのこだわりを存分に語りつくした。

主演を務める俳優の山田孝之がブリーフ姿でカメラを持ち、宇宙ヘルメットを被っているポスターについて、武監督は「このポスター撮影には映画『JOKER』のスタッフも入っていて、ヘルメットどこから持ってきたんですか?って聞いたら『NASAから持ってきた』って言うんですよ」と答え、稲垣を驚かせました。さらに、武監督はヤクザの事務所のシーンで大きな水槽が出てくるシーンについて、「水槽含めてかなり力を入れました。ヤクザは獰猛な生き物を飼っているって言う人が多いから。始めサメって言ったんだけど、サメは却下されました(笑)」と説明。シーズン 2では、大きなピラニアを中国から輸入したという武監督は、「こいつらが意外と臆病で、隅っこでジーっとしてるんですよ。全然暴れてくれない。助監督でピラニア担当がいて、ずっとピラニアの飼育をしていた。段々とピラニアの気持ちがわかるようになったみたいで、『30分時間ください、30分後行けますから』って言うんですよ。でも本当に目の前を泳ぎ始めて、あの助監督さんは素晴らしい仕事をしてくれた」とこだわりのシーンを語った。

また、主演の山田について、武監督が「山田さんのアドリブっていうのは、相手の感情を引き出す。彼のアドリブは演出に近くて、相手の気持ちを引き出すところがすごい」と語ると、稲垣も「究極の演技ですよね」と絶賛。

そのほか、今作の中で武監督が1番凄いと思った山田のシーンや、15歳の頃の山田との意外なエピソードなど、ここでしか見ることができない『全裸監督 シーズン2』のエピソードは、「ABEMAビデオ」より1週間無料で視聴可能。

■『7.2新しい別の窓』 番組概要

#40放送日時:2021年7月4日(日) 午後3時~夜10時12分

レギュラー放送日時 :毎月第1日曜日 午後3時~生放送 

放送チャンネル:ABEMASPECIAL2

出演:稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾

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