阪神の青柳、梅野のバッテリーは2か月連続でノミネート
毎月、プロ野球をよりエキサイティングに盛り上げたバッテリーを表彰する「2021 プロ野球月間最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」。セ・リーグは元横浜の多村仁志氏、パ・リーグは元近鉄の中村紀洋氏が選出する5月の候補がこのほど発表された。各3組の候補は以下の通り(対象は5月25日~6月16日)。
○DeNA・濱口遥大-伊藤光
濱口は期間中に3試合に登板し2勝0敗、6月11日の日ハム戦では2年ぶりの完封勝利もマークするなど先発陣を牽引し結果を残した。伊藤はリード面もさることながら打率.263と打撃でも存在感を見せチームに貢献した。
○中日・小笠原慎之介-木下拓哉
小笠原は期間中に3試合に登板し1勝0敗、3QS(クオリティスタート)を達成するなど安定した投球を見せた。木下は今季3か月連続でバッテリー賞にノミネート。打率.386と打撃は絶好調でオールスターにも初出場することが決まっている。
○阪神・青柳晃洋-梅野隆太郎
青柳は期間中に3試合に登板し2勝0敗、21回1/3を投げるなど首位のチームを支えた。梅野は勝負強い打撃を武器と鉄壁のディフェンスでバッテリー陣の中心として存在感を発揮。2か月連続で青柳-梅野バッテリーがノミネートされた。
日本ハム・伊藤は交流戦で防御率、勝利数の2冠
○日本ハム・伊藤大海-石川亮
ドラ1ルーキーの伊藤は期間中に3試合に登板し3勝0敗と他を圧倒する成績を残した。交流戦トップの防御率0.90、3勝で2冠をマーク。全ての試合でバッテリーを組んだ石川はリード面でルーキー右腕を支えた。
○西武・平良海馬-森友哉
プロ野球記録も更新した平良は期間中に8試合に登板し無失点、8奪三振と完璧な投球を見せた。侍ジャパンにも選出され最強リリーバーとして期待がかかる。森も3本塁打、打率.393と自慢の打撃を爆発させた。
○オリックス・山本由伸-伏見寅威
山本は期間中に3試合に登板し3勝0敗、防御率1.23とまさにエースの活躍。MVPも獲得しチームの交流戦優勝に大きく貢献した。全ての試合でマスクを被った伏見は打率.256と打撃でも結果を残した。(Full-Count編集部)