4日投開票された都議選の板橋区選挙区で、当選した都民ファーストの会の木下ふみこ氏(54)が免許停止期間中に車を運転し、人身事故を起こしていた件で、ウソの上塗り状態となってきた。
木下氏は選挙期間中の今月2日、板橋区内で車をバックさせた際、停車中の車に衝突。乗っていた男女2人が軽いケガをした。
5日に事故を起こしていたことが判明し、木下氏はメディアの取材に「今月2日まで免許停止中だった。2日から運転できると勘違いした」「事故当日は免許停止期間が終わったと勘違いしていた」などと釈明した。
この木下氏の発言にネット上ではおかしいとの指摘が相次いだ。
日本維新の会の松本みつひろ区議はツイッターで「選挙期間前、期間中の両方で、木下都議が自ら車を運転して、二連ポスターの貼り替えやテープ流しをしているところを何度もお見かけしました。免停の期間は最短で30日ではなかったか。人身事故は免停最終日ということだが、その前も免停期間中であることを認識して運転していたのではないですか」と指摘した。
また都議選で、木下氏と同じ板橋区選挙区から立候補していた日本維新の会の前田順一郎氏もツイッターで「告示日直前の6月21日に志村坂上でご自身が街宣車を運転しているのを、私はハッキリと見た。私は自分の街宣車のマイクでご挨拶をしたが無視されたので、良く記憶している」と投稿した。
これらの目撃証言に木下氏はなんと釈明するのだろうか。