オコン「ミックとアントニオに挟まれ、どうすることもできなかった」:アルピーヌ F1第9戦決勝

 2021年F1第9戦オーストリアGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンはオープニングラップでのアクシデントによりリタイアでレースを終えた。

 17番手からミディアムタイヤを履いてスタートしたオコンは、1周目にターン3の出口でミック・シューマッハー(ハース)とアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)に挟まれた。この時オコンはジョビナッツィと接触して右フロントサスペンションにダメージを負い、リタイアとなった。

■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 決勝=リタイア

2021年F1第9戦オーストリアGP 17番手からスタートしたエステバン・オコン(アルピーヌ)

 残念なことに、僕のレースは早々と終わってしまった。ターン3で起きたレーシングアクシデントで、ミック(・シューマッハー)とアントニオ(・ジョビナッツィ)の間に挟まれ、どうすることもできなかったんだ。往々にして起こりうることであり、後方グリッドからのスタートを強いられた結果でもある。あのあたりでは常に激しい競り合いと接触の可能性があり、どうしてもアクシデントに巻き込まれやすい。

 チームも僕も、現時点では幸運に恵まれていない。ここでいったんリセットし、ゼロから再出発して、シルバーストンに向けた準備をしたい。とにかく前へ進むだけだ。

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