コロナに負けるな!延命長寿の多賀大社で参拝して健康祈願

年間170万人が訪れる、お多賀さん

今回訪れたのは、滋賀県犬上郡多賀町にある多賀大社。古くから「お多賀さん」と呼ばれ親しまれていて、初詣の時期には参拝客数が約50万人と滋賀県内で第1位となるほど大変人気のある[多賀大社]。県外からの初詣客も増加しており、毎年賑わっているお多賀さんと近くでゆっくりお茶を楽しめる[多賀あさひや]さんをご紹介していきます。

大きな道に面した立派な鳥居。初詣の時期はこの前の道で屋台がずらりと並びます。

この太鼓橋は神社の中が見えないように、このような膨らんだ橋の形になっているのだとか。

~2021初詣情報~

☆初詣期間中はたくさんの屋台や露店が並びますよ☆
参拝時間:終日
12月31日:15:30から除夜祭…1年間の無事に感謝し、新しい年を迎えるお祭り
1月1日:0:00から歳旦祭…その年の五穀豊穣や安泰を祈る儀式
1月3日:11:00から翁始式(おきなはじめしき)…新年に神様を迎える能始(のうはじめ)
備考:新型コロナウイルス感染症対策のため、三が日以外での分散参拝を推奨。
例年、3ケ日や土日祝日に関わらず1月中の10時頃~14時頃は混み合います。時間をずらしてのご参拝をお勧めします。

豊臣秀吉が母親の延命長寿を祈願し、叶ったため築造されたといわれている。

しゃもじに願いを込める

伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)を主祭神とする多賀大社は、主祭神が沢山の神様を産んだことから寿命の神様といわれ、延命長寿のご利益があります。不老不死になりたいほど長く生きたい私は2ヶ月に一回はお参りしに来ています。もちろんそのためだけではなく、”神社に来てゆっくりと落ち着きたいから”というのが本音ですが(笑)
敷地内には沢山のおみくじと絵馬ならぬお多賀杓子(おたがじゃくし)が。お多賀杓子がどうしてしゃもじの形をしているのかというと、奈良時代の元正天皇に神木でつくったしゃもじを授けたところ、病気が治ったというところから由来しています。多賀大社に色んな思いで訪れた方達のお多賀杓子をみると、私も頑張ろう!という気持ちにさせてくれます。

沢山のおみくじ。滋賀県民の私も毎年多賀大社で運だめしをするのが恒例行事です。

可愛らしいしゃもじの形をした願い札。

美しい手水舎で身と心を清めましょう。

心ときめく素敵な笑顔

鳥居の前の通りを多賀大社を右手に進んで行くと左手になんだか歴史のありそうなカフェが。その名も[多賀あさひや]という米粉ケーキといなり寿司が名物のお店。ある日、蔵の中から出てきた台帳から店主の曾祖母から続いていた土産店の名前が「朝日屋」だと知ったことで、[多賀あさひや]と名付けられたそう。もう一度光が当たるようになった[多賀あさひや]さんのストーリーにときめきます。戸を開けるとカウンターから素敵な笑顔で出迎えてくれる店主の井上さん。ときめきダブルパンチ。実家に帰ったような暖かさを感じながら古民家を改装したカフェスペースへ。

瓦屋根の古民家カフェ。

思わず「ただいま!と言いたくなる笑顔。

歴史あるタンスや写真。

暖かいお茶と米粉ケーキ。

あさひや名物の米粉ケーキは注文できましたが、残念ながらもう1つの名物であるいなり寿司は人気で品切れのため断念しました。米粉ケーキは切る時にびよーんと伸びるぐらいモチモチ。上品な甘さのあんこと胡麻のアクセントが効いていて美味しい![多賀あさひや]では、イベント等で貸しスペースとしても利用できるほか、井上さん主催の楽しいイベントなども開催しているそうなのでぜひ訪れた際はイベント情報もチェックしてみてください♪
今回は、多くの方に愛される多賀大社と店主が笑顔で出迎えてくれる古民家カフェに出会うことができました。
コロナで大変な年となった今年の初詣は、延命長寿のご利益を得れる多賀大社で来年の健康祈願をしてみるといいかもしれませんね。

多賀名物の糸切り餅の箸置き。

お庭を見ながらまったりできるお部屋。

暗くなると雰囲気があります。

情報
[多賀大社(たがたいしゃ)]
住所:〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
アクセス:名神彦根I.C.から10分/名神 湖東三山スマートI.C.から15分/JR彦根駅乗り換え 近江鉄道「多賀大社前」駅下車徒歩10分

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