【EURO準決勝プレビュー】4大会連続で激突!決勝に進むのはイタリアかスペインか

 近年のEURO史において、常に激しい戦いを演じてきたイタリアとスペイン。4大会連続で実現した同カードは、エキサイティングな試合を聖地ウェンブリー・スタジアムで提供してくれるだろう。

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マッチプレビュー
イタリア
 過去14回の対戦でイタリアがスペインに勝利したのは、2011年の親善試合と2016年のEUROラウンド16の2回のみ。ただイタリアはEUROやワールドカップで12回目の準決勝進出を果たしており、欧州勢でアッズーリより多いのはドイツだけだ(20回)。ロレンツォ・インシーニェはイタリア代表で直近15試合に出場し、13得点に関与している(6ゴール7アシスト)。

スペイン
 EUROで同カードが実現するのは今回で7度目となり、4大会連続ノックアウトラウンドで激突。2008年と2012年決勝でスペインが勝利し、2016年にはイタリアが白星を挙げた。またスペインはEURO直近4大会で3度目の準決勝進出を決めていて、うち4回で優勝を達成。またウェンブリーでの対戦ではここ5試合で1度しか負けていない。

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監督コメント
イタリア:ロベルト・マンチーニ監督
「この20年間、彼らは世界のサッカーを支配してきた。だから今更プレースタイルを変えることはないだろう。エンリケは偉大な監督だ。彼らは自分たちが立案したプレースタイルを持ち、並外れた成功を収め今も上手くやっている。そう簡単にはいかないだろう。トップチームと戦うパフォーマンスが必要だ」。

スペイン:ルイス・エンリケ監督
「イタリアは素晴らしい選手を擁し、多くのポゼッションを目指しているチームだ。この試合では、どちらがポゼッションを支配するかがポイントとなるだろう。それにイタリアは、これまでにないようなハイプレスを仕掛けてくる。私たちと同じような姿勢を施すのは目に見えているし、彼らの真の姿のように感じるよ」。

4大会連続実現した同カード Photo Allsport Co.

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