【日本薬剤師会】会員向けのメール配信サービスを提案「日薬メールナビ」

【2021.07.06配信】日本薬剤師会は7月6日に都道府県会長協議会を開催し、会員向けの新たなメール配信サービスの開始を提案した。7月から試行をはじめ、10月の本格稼働を目指すとした。会員向けに迅速な情報配信を行うことで、会員サービス向上を目指す。

日本薬剤師会に関連する情報を会員に直接伝えるシステムを構築することにより、薬剤師会の活動や薬剤師会を取り巻く課題等について会員の理解を深め、都道府県薬剤師会や地域薬剤師会の業務遂行の一助とするとして、「日薬メールナビ」を開始する考えを示した。

配信内容は、日薬が参画している審議会や検討会など公開の会議情報のほか、日薬ホームページに掲載した通知やお知らせなどを配信する。
そのほか、国や厚労省から発出された通知、日薬が作成した手引きやガイドラインなども配信する。
配信先は各都道府県薬剤師会の指定したメールアドレス向けに行うほか、都道府県薬剤師会が行う県内の薬剤師へ取りまとめが必要な情報については、日薬から配信は行わないなどの配慮をするとする。
段階を踏んで日薬のホームページからメールアドレスが登録できるシステムなども検討する。

配信頻度については、週に1~2回程度、案件がある都度配信を想定する。
同日の会長協議会の説明をもって、7月中旬から2か月程度試行を実施。
試行の結果をみつつ、9月の学術大会で告知し、10月からの一般公開を目指すという。

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