高杉真宙、料理の楽しさにどっぷり!「長ネギのみじん切りの楽しさに気付きました」

テレビ大阪とBSテレ東・BSテレ東4Kで7月10日にスタートする真夜中ドラマ「ホメられたい僕の妄想ごはん」(テレビ大阪=土曜深夜0:56、BSテレ東=土曜深夜0:00)のオンライン記者会見が開催され、主演の高杉真宙と、原案となるレシピ本「ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん」の著者で、ゲスの極み乙女。のベーシスト・休日課長が出席した。

真面目で不器用なサラリーマン・和田理生(高杉)が、女性にモテないうっぷんを得意の料理にぶつけ、1人で2役の“架空の彼女”との会話を楽しんでいるうちに、誰もいないはずの食卓に不思議な妄想の世界と理想の彼女との楽しい食事が広がっていくという、妄想大爆発の仮想恋愛ドラマだ。

休日課長の別名義である主人公・理生を演じることについて、高杉は「料理、ベース、そして妄想と、要素がたくさんある和田さんを演じさせていただくというのは、とても忙しいですが、新しい挑戦をしている感じが楽しいです。自分がこれまでやってきた役とはまた違うし、どこまでできるのか分からないですが、一つも手を抜かずにやっていきたい」と意欲を見せた。

また、「(自身と和田とで)どこか似ているところを考えてみたら、基本的に自信がなさそうな感じでありながら、ある面では少し自信過剰な部分があって、そこが似てるなと感じ、親近感を抱きました。それと台本を読んでいて、何かをやるための原動力というのを深堀りしていくと、それは“褒められたい”だったということに気付いた時は衝撃でした」と自身の演じる役柄と向き合い、自分と照らし合わせながら分析した。

原案のレシピ本を執筆した休日課長は「ドラマが大好きなんですが、夢ってかなうんだなっていう、全く想像もしていなかった展開で純粋に驚きでした。彼女いなくてよかったな(笑)」とドラマ化の話が来た際の心境を述べ、さらに「ミュージックビデオ風の料理シーンになるという話は聞いてまして、正直『大丈夫なのかな?』って思ってたんです。でも『こう料理するのか!』って感じになってます。2話、3話、この先への期待が膨らんでます」と声を弾ませた。

これまで自炊経験があまりなかったという高杉は、今回の撮影前に1カ月半ほど先生について練習を行ったそうで、「まず、包丁の持ち方から教えていただいて、野菜を切る練習をひたすらやりました。長ネギのみじん切りの楽しさに今回気付きまして、撮影中も気持ちよく切らせていただきました。撮影の日は、料理を食べられる日と食べられない日があったんですが、食べられなかった時は家に帰ってから作ったりするようにもなりました」と、すっかり料理に目覚めた様子。この発言には休日課長も「僕は料理は、人に習うことなく我流でやってきたので、もう僕より上手なんじゃないでしょうか。僕も習いたかったくらいです」と高杉の器用さに舌を巻いた。

そして、最後に高杉は「料理×音楽のミュージックビデオみたいなドラマになっています。自分も予想していなかったドラマになっているなという印象です。これまで見てきた作品と違って、音楽の入り方や料理シーンの空間、それを料理する編集の一つ一つがこの作品のよさだなぁと思っています。皆さんにも楽しんでいただけるんじゃないでしょうか」と締めくくった。

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