カンニング竹山、小池都知事は「『まさかその作戦で来ないだろう』という路線を堂々と歩いてくる」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

2021年7月5日(月)夜9時からの放送では、4日の東京都議会議員選挙について、元産経新聞政治部長で政治ジャーナリストの石橋文登をゲストに迎えスタジオで議論した。

番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「どう戦おうがこれが結果で、それ以上のものはなにもない」とした上で、「選挙に行くのは高齢者がメインだと思われているが、意外とネットが今回のカギだったと思う。ネットの情報から興味を持ち選挙に行く30~50代も増えてきた気がする。その層からも票を獲得するにはどうするべきかを各党、この4年間で何か練れたはずなのに…と思う」と自身の考えを述べた。

また、小池都知事の動向について竹山は「病気については本当に調子が悪かったのだと思う。その中で復帰のタイミングは選ぶはず。僕はバラエティタレントだから、『どの番組から復帰しよう?』というのはやっぱり考える。小池さんのことをみんなが『したたかだ』と言うが、小池さんの“したたか”は面白い。したたかとは、すべてが終わって蓋を開けたときに、こちらが気づかされて、『したたかだあいつは…』と思うもの。小池さんの場合、したたかだとみんながわかっている段階から、『まさかその作戦で来ないだろう』という路線を堂々と歩いてくる。芸人に例えるなら、落とし穴があるのを分かった上で、堂々と知らないフリして落ちていくのと似ている。復帰の仕方は政治家としては上手いと思う」と語った。このことについて石橋は「五輪の中止論が収まってきて、観客を入れるか入れないかが争点になると、都民ファーストに勢いが出てくる。小池知事が運を引き寄せた部分は大きいと思う」と分析。一方、タレントでソフトウェアエンジニアの池澤あやかは「本当に小池さんの動きで都民ファの支持率が上がったり下がったりしたのかは疑問。私も含め周りの若い世代はアンケートサイトを参考にしている人が多かった。それを見ていると意外と都民ファと考えがマッチするなと感じた。小池都政はどうなんだろう…と感じながらも、『他に入れるところがないから都民ファに入れた』という若年層も多いのかも」と自身の考えを展開した。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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