早明浦ダムの貯水率低下 早ければ7月中旬にも取水制限へ 香川

梅雨入り後、雨が少ない影響で高知県の早明浦ダムの貯水率が下がり続けています。早ければ7月中旬にも香川用水の第1次取水制限に入る見通しです。

吉野川水系水利用連絡協議会の幹事会が高松市で6日に開かれ、早明浦ダムの貯水率や雨の状況などが報告されました。

6日午前0時現在の早明浦ダム(提供:水資源機構)

6日午前0時現在の早明浦ダムの貯水率は82.2パーセントで、平年を5.7ポイント下回っています。

ダム上流の降水量は、6月が平年の53.2パーセント、7月も5日までに3.9パーセントと極端に雨が少なく、貯水率が下がり続けています。

協議会では早明浦ダムの貯水率が60パーセント程度になった時点、早ければ7月中旬にも香川用水などへの供給量を削減する「第1次取水制限」を行う見通しです。

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