人気女性歌手 出廷前に自ら“虐待”を緊急通報していた!実父と泥沼裁判

女優のブリトニー・スピアーズが、成年後見人制度のもと虐待されていると通報していたようだ。ブリトニーに近しい人とカリフォルニア州ベンチュラ郡の法的機関がザ・ニューヨーカーに明かしたところによると、先月23日のリモート出廷前に自身で緊急電話番号をかけていたという。

先週、ブリトニーは裁判所にリモート出廷、同制度の下2008年から続く父親ジェイミー・スピアーズによる管理がトラウマになっているとしてこう訴えていた。「彼らは週に3回私にセラピーを受けさせ、精神科医にも行かせるのです。この成年後見人制度は真に虐待だと私は思います。自分の人生をめいっぱい生きていると感じないのです。セラピストには私の家に来て欲しいです。ウエストレイクまで出向きたくありません。彼らは、私が最も目に晒される場所に私を行かせるのです。あなたたちからの助けが必要です。私の父、事務所含めこの成年後見人制度に関わる人々は刑務所に入るべきです」

これを受けて、ジェイミーの弁護団は「苦しみ痛みの中にいる娘を気の毒に感じています。スピアーズ氏は自分の娘をとても愛しているのです」と声明を発表していた。

今回のブリトニーの訴えには、元恋人ジャスティン・ティンバーレイクをはじめ、クリスティーナ・アギレラ、マライア・キャリー、クロエ・カーダシアン、ホールジーなどのセレブ達が支援を表明していたが、先月30日ロサンゼルス上級裁判所は成年後見人制度からのジェイミー解除の要求を却下、「ジェイミー・スピアーズを後見人から削除し、ベッセマー・トラスト・カンパニー・オブ・カリフォルニアを唯一の後見人とする要求は他の権利に影響を及ぼすことなく拒否されました」と判決書には記されている。

昨年11月には、ブレンダ・ペニー判事がジェイミーを後見人から外すことを求めた訴えを棄却、ブリトニーの共同後見人として資産管理会社のベッセマー・トラスト・カンパニー・オブ・カリフォルニアを任命していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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