J1浦和が不服申立発表 資格なし選手出場で懲罰処分

鈴木彩艶の出場資格に関する懲罰に浦和は不満

J1浦和は6日、Jリーグから通告された懲罰について不服申し立てをすることを発表した。

6月30日のJ1第18節の湘南戦でエントリー資格のないGK鈴木彩艶(18)を出場させたとし、Jリーグからけん責処分が科され、0―3(本来は2―3)での敗戦扱い(得点などの個人記録に変更なし)とされた。

鈴木は試合前、Uー24日本代表合宿に参加しており、エントリーに必要なJリーグの新型コロナウイルス検査を受けられなかった。同代表では日本サッカー協会(JFA)による検査を受けており、クラブが、協会の検査結果をリーグに申告する必要があったが、実施されなかった。

浦和は公式ホームページで「Jリーグより7月1日付で通告を受けた懲罰につきまして、クラブ内で検討した結果、正式に不服申立をすることを決定いたしましたのでお知らせいたします。近日中に不服申立文書を作成し、JFA不服申立委員会に提出いたします」と表明した。

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