椴法華のジュンヤ・オカヤマをご存じ!?先進的な”名物”を作る注目の人

道南の昆布の可能性を信じて。出汁だけではない昆布の新たな味わいを届けるブランドを立ち上げ

「ジュンヤ・オカヤマ」とは、椴法華で昆布漁を営む 岡山潤也さんが取り組む、昆布の新しい味わい方を追求したブランド。

その岡山さんに、ブランドを立ち上げるに至ったお話を伺いました。

岡山さんはここ椴法華村生まれ。幼い頃から漁師であったお父様のに連れられて昆布漁に。18歳から本格的に漁師として活躍。

もともとは魚を獲ることが好きだったという岡山さん。昆布漁は最初は乗り気ではなかったそうですが、昆布漁の「育てて穫る」農業に通ずる考え方に触れながら昆布漁にのめり込んでいったそう。

そうして昆布漁を極めて行くうち、日本の90%の生産を誇る道南の真昆布をより色んな人に味わってもらいたいという思いが。

そうして思いついたのが「食べる昆布」。

昆布はどうしても出汁をとるだけのイメージがある中、それを覆すべくチャレンジを開始。

一般的に出汁をとるための昆布は1年程成長したものを収穫して加工しますが、より食べやすい昆布を目指して半年ほどで早摘み、千切りに。

さらにしっかりと水洗いして泥臭さや生ぐささを取り除き、フレッシュな味わいに仕上げていきます。

そのまま食べても美味しく、和食、やイタリアン、フレンチなど様々な料理での使い勝手のよい食材として「ジュンヤ・オカヤマ」ブランドを冠して販売を開始しました。

動物性食品を口にしない人でも食べられる「ビーガン認証」も取得。

看板メニューは「ビストロ千切り昆布」。

そのままいただくと、磯の香豊かに、やわらかく、若い昆布のフレッシュな味わいが広がります。

さらに、揚げていただくチップスも。

油で揚げ、塩もしくは塩と黒コショウでいただくとこれまた美味!サクサクの触感は昆布から思い描く触感を離れ、意外な味わいを感じることができます。

また、中華スープの素と合えることでナムルにも。

一般的なナムルの味わいに新しい風味と食感が。さらに石焼ビビンバにナムルと加えていただくのも絶品だそう。

その他ペペロンチーノのパスタに和える、カルパッチョの付け合わせにするなどイタリアンにも、バターと合わせてフレンチのソースに、またお味噌汁や麺つゆと合わせて和食にも活用できるなどその活用幅は広がります。

その美味しさと料理の幅を広げるアイテムとして、ご家庭ではもちろん様々な店舗からの仕入れも受ける人気商品です。

そんな「ジュンヤ・オカヤマ」のビストロ千切り昆布はこちらからオンラインでも購入が可能です。

ジュンヤ・オカヤマ オンラインショップ(stores.jp)

https://junya-okayama.stores.jp/

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