日テレ歌番組のSnow Manめぐり一触即発「ブスノ!」「鏡見ろ」

ジャニーズ事務所

ジャニーズのグループが数多く出演した3日放送の音楽番組「THE MUSIC DAY」(日本テレビ系)で苛烈なバトルがぼっ発した。目玉企画の一つである「ジャニーズSPメドレー」をめぐり「Snow ManファンVS他のジャニーズグループファン」という対立構図が生まれてしまったというのだが…。

「ジャニーズSPメドレー」にはジャニーズグループ11組が参加し、それぞれのグループが別のグループの楽曲を歌う形で行われ、大きな注目を集めた。たとえばV6はSMAPの「世界で一つだけの花」を歌い、KAT‐TUNはタッキー&翼の「夢物語」を披露した。

ひと際注目を集めたのは、KAT‐TUNのヒット曲「Real Face#2」を歌ったKing&Prince。ファンの間では「誰が舌打ちをするのか」で盛り上がった。この舌打ちは亀梨和也の決めポーズで、最大の盛り上がりどころ。同番組では結局、高橋海人が舌打ちを担当。予想を裏切られたファンも多かったが「海人の舌打ちかっこよくて死ぬ」など、ネット上では絶賛を浴びた。

さらにこのメドレーでもう一つのキーワードは「ブスノ」だったという。芸能関係者の話。

「『シンデレラガール』という話題とともに出てきたのが『ブスノ』なんです。『シンデレラガール』はキンプリのデビューシングル曲なんですが、今回のメドレーで『シンデレラガール』を歌ったのがSnow Manだった。『ブスノ』というのは『ブス』という言葉とSnow Manの『スノ』を掛け合わせた造語。少しさげすんだ意味があり、どうやらSnow Manのアンチが言い出したようなんです」

一昨年デビューした9人組のSnow Manは、「タキニ」と呼ばれることもあった。これは滝沢秀明副社長の〝お気に入りグループ〟という意味。滝沢副社長のニックネームである「タッキー」と、お気に入りという意味の〝オキニ〟を掛け合わせたもので、アンチからするとこれもさげすんだ意味がある。ただ今回の「ブスノ」は、もっと直接的なキツイ言い方だという。

このような呼び方がネットで氾濫したのは、こんなワケがある。

「『シンデレラガール』は人気がある曲で、ファンは自分の好きなグループにカバーしてほしいと思っている。さらに以前、嵐の松本潤も自ら『歌いたい』と言ったことがあるほど。そんな曲をSnow Manが歌うのは、アンチからすると『タキニだからだ!』というやっかみもある。それで『ブスノのシンデレラガールってありえない』というような書き込みがあふれたんです」

もちろんSnow Manのファンも黙っているわけはない。

SNSでは「ブスノとか言ってる奴、鏡見ろ」「ブスノ言ってる暇があったら自担(自分の好きな担当アーティスト)見てろ」などと言い返している。

「ネット上ではまるで『Snow ManファンVS他のジャニーズグループファン』のような感じで大荒れでした」(同)

Snow Manはデビューから2作連続でシングルがミリオンセラーを記録するなど、活躍が目立っているうえ、デビュー2年目には地上波で冠番組も持った。注目度が高いグループだけに、ファンの間でこうしたバトルが起きやすいのかもしれない。

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