Koki,インスタ炎上の裏に母・工藤静香とのビジネスルール 1年前にもKY投稿

悪気はなかったが…

やっぱり〝ステージママ〟の影響だった? 木村拓哉、工藤静香夫妻の次女でモデルのKoki,(18)が、5日に更新したインスタグラムが波紋を呼んでいる。静岡・熱海市の大規模な土石流の被災者を見舞うとともに、高級ブランドを手にした写真を投稿しためだ。冷静に考えれば「炎上するかもしれない」と分かるはずだが、それでも高級ブランドの写真を更新したウラには、母・静香と交わした取り決めがあったという――。

Koki,は5日、インスタグラムに「これ以上被害が出ませんように祈っています」とメッセージを投稿したが、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のバッグを手にした自身の写真なども添えた。死者や行方不明者、避難している被災者が出ている自然災害と世界的なハイブランドの〝宣伝〟はあまりにもミスマッチで、SNSには「不謹慎!」などと批判が殺到した。

Koki,はちょうど1年前の昨年7月に発生した熊本豪雨の時もインスタで「この雨の中で皆さまが無事であり、すぐに良くなることを祈っています」と英字で投稿。笑顔で人気ブランド「コーチ」の商品を手にし「コーチのこのトップスが大好き」と記していた。熊本豪雨は80人以上の死者を出した大災害。ネット上では「2度目じゃん」「学習能力ないのか」といった声も飛んでいる。

冷静に考えれば、自然災害のお見舞いで高級ブランドを交えれば炎上しかねないと分かるはずだが…。それでもやってしまったウラには、母・静香と交わした取り決めがあるとの見方が出ている。

「Koki,さんに悪気は全くありません。彼女の活動のメインは、モデルというよりインスタを通したインフルエンサー。実質的なマネジャーである母の静香さんと話し合って、インスタの投稿には基本的に毎回、アンバサダーを務める高級ブランドをアップし続けると取り決めたと聞きました。つまり、それが〝仕事〟だと」(テレビ局関係者)

そのため、熱海の土石流でもお見舞いとともに、悪意がないままヴィトンのバッグの写真を添えたというのだ。とはいえ死者が出ている自然災害に対する投稿は、慎重になるべきなのは当然のことだろう。

「こうも炎上が続いては、Koki,さんが新規のクライアントを獲得するのは難しくなります。ヴィトンやコーチといった既存のクライアントもこういう炎上での露出は望んでいないでしょうから」(同)

アンバサダーとはいえ、柔軟に対応すればよかった。まずは〝常識〟を指導する必要がありそうだ。

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