長崎県 6月の宿泊稼働指数 3カ月ぶり上昇 九経調

 九州経済調査協会(九経調、福岡市)は6日、ホテルや旅館など宿泊施設の6月の稼働状況を示す指数を発表し、長崎県は25.0だった。前月を4.9ポイント上回り、3カ月ぶりに上昇した。前年同月比では12.5ポイント低下した。
 九州は20.7、全国は22.5でいずれも3カ月ぶりに前月を上回った。新型コロナウイルス感染拡大を受けて福岡県などに発令されていた緊急事態宣言が9都道府県で解除されたことなどから、稼働状況が若干改善したとみられる。
 県別では福岡16.3、佐賀36.8、熊本22.6、大分28.0、宮崎24.9、鹿児島21.5。九州7県では鹿児島が前月を下回った。

© 株式会社長崎新聞社