糸魚川・「一途一心」で挑む 打線切れ目なく得点

 現チームになり、グラウンドには「一途一心」と記した横断幕が掲げられた。心を一つに力を合わせ、「糸魚川から甲子園」を目指す。

 投手陣は130キロ台中盤の直球を持つエース・丸山、投球の間合いがうまい細井蓮、成長著しい左腕・眞保の3人が中心。将来性豊かな1年生の加藤優と東野も控え、継投のタイミングがポイントになる。内外野がしっかりと盛り立てる。

 一冬で3万本以上振り込んできた攻撃陣は、主将でリードオフマンの横井から下位まで切れ目のない打線を構築。得点を重ねる。「(夏ベスト4進出の)2019年のチームに匹敵する打力」と深井監督は評する。つなぐ打撃で得点のチャンスをつくり、一発が期待できる4番伊藤に回したい。

 横井主将は「声が出ていて、団結力がある」とチームを語り、「『一途一心』でプレーしたい」と意気込む。

 マネジャー・野本彩笑さん(3年) プレーに集中してもらえる環境をつくりたい。この3年間でやってきたことを出し切り、悔いの残らない大会に。

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