【新型コロナ】横浜で73人感染 自宅療養中の40代男性が死亡

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は7日、市内在住の40代男性が死亡したと発表した。

 また、10歳未満~70代の男女73人の感染を新たに確認。軽症67人、無症状5人で、1人の症状が分かっていない。うち50人の感染経路が不明。

 市によると、死亡した男性は6月29日に発熱し、市内の病院で検査を受けて7月3日に陽性と判明。軽症のため、自宅で療養していた。

 6日午前10時ごろ、同居する母親が男性の意識がないことに気付き、市に連絡、死亡が確認された。

 この男性は5日正午ごろ、自宅で医師によるオンライン診療を受けており、せきや鼻水などの症状のほか、発熱時には頭痛があり、息苦しさは感じていなかったという。

 男性が毎日行っていた通信アプリ「LINE」を使った症状の入力が6日朝に確認できず、同日午前9時30分ごろに市の自動音声システムが男性の携帯電話を鳴らしたが、反応はなかったという。

 市内では、クラスター(感染者集団)が確認されている人工透析を専門とする市内の診療所で、患者1人の感染を新たに確認、同診療所に関連する感染者は11人となった。

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