大竹しのぶ さんま不在イベントで“爆笑トーク”「ゆっくりとお話ができる」

登壇した吉岡里帆(左)と大竹しのぶ

明石家さんまが企画・プロデュースを務めた劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」公開記念舞台あいさつが7日、都内で行われ大竹しのぶ(63)、吉岡里帆(28)が登壇した。

大竹は「今日はプロデューサーの人がいないので、ゆっくりとお話ができると思います(笑い)」とあいさつし、さんま不在でも爆笑トークを展開した。

アフレコ現場でさんまから言われた印象的な言葉について問われた吉岡は「なんでしたっけ。すごいたくさんお話してくださって…」と困惑。大竹は「まったく印象に残らない。一言も覚えてない。ただしゃべってたことだけ覚えてる?」とイジり笑いを誘った。

大竹は「私の場合はアドリブの要求が多くて。どっかに笑いを入れたいという欲求がすごくて。もう絵はでき上がってるのに、監督がすごい『ここはちょっと無理です』とか困ってらしたのを覚えています(笑い)」と振り返った。

MCから「女性の成長物語をなぜ、さんまさんが映画化したと思うか」と問われた大竹は「そんなこと言われても。お金もうけですかね~とか言えないですよね(笑い)」と笑わせた。続けて「昔から暖かいものが好き。たぶんここにいたら隅っこの笑ってない人を見つけて『なんで笑ってないんだ』って言うような人なので。人を幸せにすることが一瞬でもいいから、そういうものを作りたいと思ったんだと思う。いい風に言えばですけどね」とさんまの優しい一面を披露した。

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