ジェイムス・ブレイク、自身のSNSにて新曲の発表を予告。約1分の動画もあわせて公開

Photo: Courtesy of Republic Records

ジェイムス・ブレイク(James Blake)が、自身のSNSで新曲の発表を予告した。ビデオでは、ブレイクがピアノに向かい、最小限のパーカッションをバックに、彼の特徴であるファルセットで歌っている様子がモノクロで撮影されている。

これはジェイムス・ブレイクが2020年12月にカバーEP『Covers』をリリースして以来の新曲となる。そのEPには、ビリー・アイリッシュの「when the party’s over」や、フランク・オーシャンの「Godspeed」、ユアン・マクコールが作曲した「The First Time Ever I Saw Your Face」などのカバーが収録されている。彼はこのEPの発売当時、SNSでこうコメントしていた。

「このようなカバーやライブ・パフォーマンスをすることが、今年の私を支えてくれた……いくつかをスタジオで録音することにして、それがこのEPになったんだ」

自粛期間中、自宅で過ごしていたジェイムスは、ファンからリクエストされたカバー曲をSNSで披露する日々を送っていた。これたカバーはTikTokで500万回以上再生され、Hypebeastは「彼の幽霊のようなボーカルが全体に漂い、骨格のあるピアノコードの上に魂を反映した表現を重ねている」と評している。

ジェームス・ブレイクはEP『Covers』の発売2か月前に、4曲入りのEP『Before』を発売。このEPは、ロンドンのクラブで活動していた頃へのオマージュであり、自分のルーツに戻って、深くて没入感のあるダンスフロア向けのトラックを制作。同時に自分の音楽の進化を表現していた。

Written By Will Schube

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