高田商・3年生2人けん引 若いチーム活気増す

 4月に1年生5人が入部して11人となり、活気が増した。それでもチームの軸となるのは浅沼、上野の3年生。大島監督は「3年生が力を発揮しないと勝てない。全てに期待している」と信頼を置く。

 上野は4番エースで攻守の要となる。攻撃ではいかに走者を置いて上野に回すかが得点に直接関わる。春から状態を上げ、ミートする力と思い切りの良さが出てきた主将の浅沼を3番に入れ、3年生で得点を稼ぎたい。

 守りは上野、小川のバッテリーで試合をつくる。要の二遊間には遠藤、宮川の1年生が入り、上野を盛り立てる。その後ろから中堅の浅沼が全体を見て、小川と共にポジショニングの指示を出す。

 浅沼は「1年生が入ってくれたおかげで単独出場できる」と感謝し、「一人一人が力を発揮し、一戦を大切に勝ちにいく」と最後の夏に挑む。

 マネジャー・奈良さやかさん(2年) どんな状況でも精いっぱいプレーしてほしい。3年生は今までやってきたことを発揮し、悔いなく戦ってもらいたい。

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