全国高校野球長崎大会 8日開幕 甲子園懸け 52チームの熱戦始まる

大会の主会場となる県営ビッグNスタジアム=長崎市

 第103回全国高校野球選手権長崎大会は8日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで開幕する。昨年はコロナ禍で中止になったため、夏の甲子園出場を懸けた大会としては2年ぶりの開催。52チームがビッグNと諫早市第1野球場、佐世保市総合グラウンド野球場で熱戦を繰り広げる。
 8日は午後2時からビッグNで開会式(雨天時はスタンド)が行われ、佐世保工の川間悠貴主将が選手宣誓を務める。終了後、川棚-長崎東の1回戦1試合を実施する。
 シード校は、上位から大崎、長崎商、小浜、長崎日大、海星、長崎西、諫早農、長崎南山。この8校を軸にした優勝争いが予想されるが、ノーシードの実力校も多く、例年同様に混戦が予想される。
 試合は2回戦までは3会場、3回戦はビッグNと諫早で実施。22、23日の準々決勝、25日の準決勝、27日の決勝はビッグNで行われる。現時点で各試合、観客を入れる。
 入場料は大人600円、高校生200円、試合中の高校の生徒は100円、中学生以下無料。中高生は制服着用か身分証提示が必要。過去の大会記録や出場校紹介などを載せたパンフレット(700円)や記念タオル(1500円)も販売する。


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