那覇市議選きょうから「三日攻防」 緊急事態下、支持訴え奔走 11日投開票

 11日投開票の那覇市議会議員選挙は8日、「三日攻防」に突入した。定数40人に対して63人が立候補し、激戦となっている。緊急事態宣言下で各陣営は大人数の集会を自粛しているが、街頭演説や会員制交流サイト(SNS)などで支持を訴え、支持者固めや浮動票の獲得に奔走している。

 新型コロナウイルス対策や城間市政への評価が主な争点だが、各候補者は教育や福祉など多彩な政策を掲げて支持を訴えている。

 候補者の内訳は現職32人、新人28人、前職2人、元職1人。与党系は19人、野党系は23人、中立系は21人。与野党のどちらが議席を増やすかが注目される。

 5日から始まった期日前投票は、7日までの3日間で選挙人名簿登録者数の7.3%に当たる計1万9145人が投票した。

 琉球新報のニュースサイト内にある那覇市議選特設ページで候補者の公約などを紹介している。

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