草彅剛 ストイックすぎる!役者魂 大河「4秒シーン」のために半年の乗馬特訓

〝隠れマッチョ〟草彅剛

俳優・草彅剛(46)が7日、都内で映画「ミッドナイトスワン」舞台あいさつに登場した。

昨年9月公開の同映画は約9か月半という異例のロングラン公開を続け、動員人数は55万人超。興行収入も8億円を突破した。先日、イタリアの映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」のコンペティション部門で劇場の観客が選出する「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞するなど国内外での評価は高い。

7月9日に47歳の誕生日を迎える草彅は「いやあ、27歳か。気持ちはね」と苦笑い。現在、NHK大河ドラマ「青天を衝け」で徳川慶喜役を演じているが「撮影は大変」だという。

「夜中の2時に起きて、馬に乗って走るシーンを撮影したんですが、放送は4秒でした(笑い)。吹き替えで良かったんじゃないかな?」と冗談交じりにポツリ。とは言うものの実は草彅は「4秒」のために、乗馬の訓練をしていたのだ。

「慶喜役ということで馬に乗るシーンも想定されていたので、撮影の半年前から乗馬クラブに通い、特訓を重ねていました」とテレビ局関係者。

草彅にとって、大河ドラマは憧れの仕事だった。「草彅さんは、大河ドラマのスケールの大きさに感動していたようです。打ち合わせから手を抜かないし、衣装もセットもすべて本物。乗馬の訓練をしたのも“自分も本物でありたい”という草彅さんの強い意思の表れ」(前出関係者)

普段から筋トレしている草彅だが、大河ドラマに向けてペースを上げ、ボディーメークに励んでいるという。

“隠れマッチョマン”として知られる草彅は、大河ドラマでその肉体美を披露することはあるのか?

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