「怖い絵」シリーズの著者・中野京子が贈る『怖いクラシックコンサート』開催!

『怖いクラシックコンサート』が2021年9月19日(日) に東京文化会館 大ホール(東京都台東区)にて上演。 チケットはカンフェティにて7月7日(水)より追加発売開始予定。 68万人の動員を記録した「怖い絵展」(2017年東京・兵庫)の監修も務めたドイツ文学者・西洋文化史家の中野京子が、 本公演では「怖いクラシック」を独自の視点で紹介。 「怖さ」をテーマに、 フルオーケストラ、 オペラ歌手そして絵画という他に類を見ない、 見どころ&聴きどころ満載のコンサート。 楽曲とともに、 中野京子本人がセレクトした絵画をスクリーン投影。 これまで、 歴史的背景などを知ることで作品に潜む恐さが見えてくる、 という知的好奇心を刺激する新しい美術の楽しみ方を提唱してきた中野が、 クラシック音楽に潜む怖さを関連ある絵画とともに紐解いていく。 生演奏を聴きながら視覚的にも楽しめる、 「怖い絵」ファンにも聴いていただきたい公演だ。 フルオーケストラにオペラ歌手4 名を迎え、 華やかなコンサートをお届け。 指揮者は国内外の公演で活躍中の三ツ橋敬子。 また、 砂川涼子(ソプラノ)、 谷口睦美(メゾソプラノ)、 笛田博昭(テノール)、 与那城敬(バリトン)という日本有数のオペラ歌手が出演。 管弦楽は東京フィルハーモニー交響楽団。 プログラムは第一部ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」やムソルグスキーの「禿山の一夜」ほか、 第二部では豪華オペラ歌手を迎えてオペラ『カルメン』の名場面を抜粋。 どこか聴きなじみのある有名曲を中心に演奏するので、 クラシックコンサート初心者にもおすすめのプログラムとなっている。 また、 クラシック音楽ファンにとっては新たな発見があるかもしれないとのこと。 果たしてこれらの楽曲に潜む「怖さ」とは一体。 当公演は、 今年春に発売された書籍「大人のための怖いクラシック オペラ篇」(KADOKAWA)とCD『怖いクラシック』(ユニバーサル ミュージック)とのコラボレーション企画。 ぜひ、 会場で迫力ある生演奏で「怖いクラシック」を楽しもう。

中野京子コメント

拙著『怖い絵』シリーズをもとに2017 年には上野と神戸で「怖い絵」展が開催、 そして今度は「怖いクラシック」コンサートが行われることになりました。 会場では大スクリーンに絵画を映し、 関連した楽曲の生演奏。 私も少し絵の解説をいたします。 今回は『カルメン(抜粋)』もあるので、 オペラ歌手の方々も共演してくださいます。 絵と音楽を組み合わせたこのような試みは、 たぶん初めてのことではないかと思います。 名画の数々、 東京フィルの名演奏、 そして天上的な歌声を、 どうぞお楽しみくださいますよう。

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