フードバンクを私募債で支援 横浜銀行、神奈川県もPR

横浜銀行

 食品ロス削減と生活困窮者への支援につなげようと、横浜銀行は発行額の一部をフードバンクに寄付する私募債の取り扱いを今月から始めた。

 「〈はまぎん〉フードバンクかながわ応援私募債」は、発行額の0.1%相当額を公益社団法人「フードバンクかながわ」に寄付する。取扱総額は200億円で、発行額は5千万円以上(1千万円単位)。フードバンクかながわは寄贈を受けた食料を生活困窮者らに届ける活動に取り組んでおり、同行が最大で2千万円を寄付する。

 同行とSDGs推進協定を結ぶ県は、県ホームページなどで私募債をPR。「社会課題の解決を目指す民間の取り組みが広がってほしい」と期待を寄せている。

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