夏のインテリアディスプレイにオススメのカピス・ガーランド。
天然のシェルで作られた、淡い光沢感が美しいガーランドオブジェですが、実はこれフェイク(偽物)なんです。
今回は、まるで本物のように見える「カピス貝風ガーランド」を、セリアの100円アイテムとペイントを駆使して作ってみようと思います。
材料はセリアでおなじみのコレ!
材料として使ったのは、セリアでおなじみの「木製アートフレーム」。
木で作られたフレーム部分は、100均リメイクの定番アイテムとなっていますが、今回はフレーム内の「クリア板」部分を使います。
さっそくリメイクしてみましょう!
ペイントが決め手!カピス貝風ガーランドの作り方
リアルなカピス貝の質感を生み出すのはズバリ「ペイント」。
塗料とペイントを駆使して、涼しげなガーランドを作ってみましょう。
1.フロストガラス風ペイントを施す
フレームから取り外したクリア板に、フロストガラス風のペイントを施します。
使った塗料はターナー色彩の「ガラスペイント(曇り)」。塗るだけで磨りガラスのような半透明の質感を表現できる革命的な塗料です。
こちらの塗料を刷毛でサッと薄く塗り伸ばした後、上からスポンジでトントンと叩くようにして馴染ませます。
右が塗る前のクリア板、左が塗った後のクリア板です。透明なクリア板が、ざらざらとした手触りのフロストガラスのように変貌しました。
2.上塗りペイントでさらに質感を高める
水で溶いたクリーム色の水性塗料を刷毛でランダムに上から落とし、余分な水分をティッシュペーパーで叩くようにして拭き取ります。
使った塗料は「ミルクペイント(クリームバニラ)」です。
左から「塗装前のクリア板」、「フロストガラスペイント」、「クリーム上塗り」です。
ペイント前の姿からは想像がつかないほど、がらりと質感が変わりました。
3.丸くカットする
ペイントしたクリア板を丸くカットします。
まず、セロテープの芯を利用して鉛筆でカットライン(正円)を描き込みます。
カットラインに沿ってハサミで丸く切り取ります。
クリア板は柔らかな塩ビ素材で作られているので、ハサミで簡単にカットすることができます。
クリア板4枚で、合計24個のカスピ貝風パーツができました。
4.パーツを連結する
カットしたカピス貝風パーツの上下に、目打ちで穴をあけます。
1.5mm程度の穴を、対角線上にふたつあけるイメージです。
穴に丸カンを通して、カピス貝風パーツを連結させます。
先端にS字フックを取り付けて引っ掛けを作り、壁に吊せば完成。
クールで涼しげな「カピス貝風ガーランド」ができました!
カピス貝風ガーランドのインテリアアレンジ
シャリッと爽やかなカピス貝風ガーランド。
そよ風に揺られて不規則に回る姿も、どことなく愛らしさを感じます。
窓際ではパールホワイトのような高級感のある趣に。
降り注ぐ太陽の光を浴びて、キラキラと美しい輝きを放ちます。
ペイントで広がるリメイクアイデア
まるで本物のように見える、カピス貝風ガーランドの作り方をご紹介してみました。
ポイントはなんといっても「ペイント」。
今回は「ガラスペイント」という特殊な塗料を使ってみましたが、他にも「鉄さび」や「金属」、「漆喰」のような質感を表現できる塗料が多数販売されています。
アイデア溢れるペイントリメイクに、ぜひチャレンジしてみてください。