2021年夏ごろにも日本で発売される見込みのトヨタ 新型カローラクロス。すでにタイや北米市場などでは販売されているのだが、じつはこの2つの地域で仕様に大きな違いがあるのだった。結論からいえば、搭載されるエンジンが異なる点にある。いったい日本には投入されるカローラクロスはどんな仕上がりとなるのか!?
北米のカローラクロスはガソリンのみ。日本にはハイブリッドもある!?
トヨタ 新型カローラクロスの発売が秒読み状態となっている今、北米市場で一足お先に販売がスタートした。
北米市場のカローラクロスは2リッターガソリンモデルのみとなっており、当初より売られているタイ仕様とは少々内容が異なるのだった。
タイで販売中のカローラクロスは1.8リッターガソリンと同じく1.8リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドモデルがラインアップしている。
北米市場でなぜハイブリッドが選ばれなかったのか? は不明ながら、おそらくのニーズを鑑みても日本にはタイと同様にガソリンとハイブリッドモデルが発売される見込みである。
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ただの4WDじゃない! 走破性も併せ持つ実力者
ちなみに北米仕様には4WDモデルもラインアップしており、これがかなり注目したいポイントでもあるのだ。
ダイナミック・トルク・コントロール・システムなる機能を搭載しており、走行状況に応じて最大50%のパワーを後輪に配分するというモノ。優れた燃費性能と走行安定性が構造するのだった。この技術が日本モデルにも搭載されるかは不明ながらも、牽引能力は最大680kgを有するため、アウトドアにもピッタリの内容となっているのだ。
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日本のカローラクロスは種類が豊富!?
今回はカローラクロスのタイ、そして北米仕様の差をご紹介してきた。最大の違いは搭載されるエンジン、そして4WDモデルの有無といったところであった。ここからは編集部の予想となるが、日本仕様のカローラクロスはガソリンとハイブリッドモデルをラインアップし、4WDモデルも発売されると見込んでいる。
要するに日本が一番カローラクロスの選択肢が豊富になる市場というワケだ。それだけに一早い発売が楽しみだ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】