トヨタ 新型カローラクロスのガソリン代(維持費)はいくらになる!? ガソリンとハイブリッドの年間の差額は4万円弱の見込み

まもなく日本でも発売される見込みのトヨタ 新型カローラクロス。日本発売モデルがいったいどんな仕上がりとなるのかは現段階では不明ながら、おそらくガソリンモデルとハイブリッドが投入される見込みである。そこで気になるのが、カローラクロスの燃料代である。いったいハイブリッドとガソリンモデルでどの程度違いがあるのか? いまわかっている情報をもとに考えてみたい。

トヨタ 新型カローラクロス(北米仕様・2022年モデル)[2021年6月2日発表]

カローラクロス日本発売モデルはガソリンとハイブリッドをラインアップか!?

トヨタ 新型カローラクロスはすでにタイと北米で発売されているクロスオーバーSUVである。カローラは現在、セダンとハッチバックのカローラスポーツ、ステーションワゴンのカローラツーリングの3種類をラインアップしている。唯一足らないSUVモデルが、このほど追加されるというワケだ。

北米市場のみ2リッターエンジン搭載車を発売しており、それ以外の地域は1.8リッターガソリン/ハイブリッドとなっている

タイで販売中のカローラクロスは1.8リッターガソリンと1.8リッターエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルをラインアップしている。その一方で北米市場は2リッターガソリンのみ販売してる状況である。

日本仕様のカローラクロスがどんな仕様となるのかは不明ながら、ニーズを鑑みてもおそらくタイと同じラインアップとなるのではないだろうか? 要するにハイブリッドとガソリンモデルを販売するというイメージである。

そこで気になるのがガソリンとハイブリッドの維持費である。いったいどの程度の金額を覚悟する必要があるのだろうか!? タイ仕様のモデルを参考に算出してみたい。

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ガソリンモデルの燃費もかなりイイが、年間で計算すると大きな差額が発生

ブラックとベージュといった内装色の他に、明るいブラウンもラインアップする

新型カローラクロスのタイ仕様のデータを見てみると、ハイブリッドモデルが4.3L/100km、ガソリンが6.5L /100kmとなっている。わかりやすく計算し直すと、ハイブリッドモデルの燃費は23.3km/L、対してガソリンモデルが15.4km/Lとなるのだ。

ちなみに兄弟車にあたるカローラツーリングのカタログ燃費を見てみると、ハイブリッドが29km/L、ガソリンが14.6km/L(どちらもWLTCモード燃費)となっている。タイの燃費算出方法と異なるため、少々数値に差はあるが、おそらく大きな乖離はないと見込まれている。

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年間4万円の違い! だが街中メインならガソリンも良い選択肢か

タイ仕様のカローラクロスの燃料タンクは、ハイブリッドが36L、ガソリンが47Lとなっている。2021年7月7日現在の全国ガソリン平均価格が158円/Lのため、ハイブリッドモデルを満タンにした場合5688円。対してガソリンモデルは7426円となるのだった。

年間1万キロ走行すると仮定すれば、ハイブリッドモデルは6万7782円となり、ガソリンモデルは10万2542円となるのだった。

現在発売中のカローラシリーズには設定のないサンルーフも装備される見込み

未だ日本で発売されるカローラクロスの詳細が未発表のため、すでに販売されているタイ仕様でガソリン代を算出してみた。結果から言えば、ハイブリッドが断然お得ではあるが、乗る頻度が低い方などはガソリンモデルでも十分なのではないだろうか?

日本仕様のカローラクロスが発表された際は、税金などを含めた維持費の比較もご紹介する予定だ。それだけに一早い日本発売に期待したい。

【筆者:MOTA編集部】

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