免停期間中に車を運転し、人身事故を起こしたことで「都民ファーストの会」を除名処分になった木下富美子都議（）が８日、ホームページに「都民の皆様へ」と題した文書を発表した。
「無免許で自動車を運転し、さらに交通事故を起こしてしまったことについて、猛省しております。私の今回の行動が有権者の皆様の信頼を損ねることになってしまい、心よりお詫びを申し上げます」
事故の状況についても説明した。交差点で右折しようとしたところ後方からクラクションが鳴ったといい「前に出過ぎていることを注意されたと思い、低速でバックしたところ、後方に停車していた自動車にぶつかる事故を起こし、自動車に搭乗されていた方にお怪我をさせてしまいました」。
現在は警察の取り調べを受けており、弁護士もついているという。一人会派を立ち上げたことについては都議会のルール上、会派を名乗るしかなかったと指摘。
今後については「私にいただいた２９７６７票の重みを踏まえ、有権者に方々との絆を大切にし、損ねてしまった信頼を取り戻すためにどうすれば良いか、様々なご意見をいただきながら、熟考を重ねてまいります」と明言はしていない。
