巨人・原監督が無失点リレーの救援陣を称賛「やっぱり投手陣が作った」

9回に登板したビエイラは最速163キロを叩き出した

救援陣が総力戦を戦い抜いた。巨人の原辰徳監督(62)が、無失点リレーで繋いだ4人の救援陣を称えた。

先発・直江が2回2/3を1失点で早々に降板したが、その後は今村が5回まで2安打3奪三振と好投。続く桜井、大江、ビエイラも安定感のある投球で、9回までに3人が許した安打は1本のみと、執念のピッチングを見せた。

打線が沈黙し勝利こそならなかったものの、価値のある一戦となったことは間違いない。指揮官も「今日はロースコアと(予想した)。よく今村も桜井もいい形でリレーしてくれてね。今日のゲームを作ったのは、やっぱり投手陣が作ったというところでしょうね」と満足げな表情を浮かべた。

前半戦最大の山場となる9日からの阪神戦(甲子園)では、二軍調整となっていた畠も合流予定。宮本投手チーフコーチは「登録は明日はしないんですが、まあ何かあった時のため、連投、連投となるビエイラが3連投して休ませる形もあるだろうし、3連投してビエイラがいきたいというならばいかせます」と、ブルペン総動員で臨むことを強調した。

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