第103回全国高校野球長崎大会 第1日 52チーム熱戦開幕

力強く選手宣誓する佐世保工の川間主将=県営ビッグNスタジアム

 第103回全国高校野球選手権長崎大会第1日は8日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで開会式が行われ、52チームの甲子園出場を懸けた熱戦が始まった。開会式後に1回戦1試合が行われ、川棚が長崎東を8-0の七回コールドで下して2回戦に進んだ。
 コロナ禍で開会式は簡素化。雨天のため、グラウンドではなくスタンドで実施した。開幕戦の両校、2019年大会Vの海星、昨年の独自県大会を制した大崎に加え、川間悠貴主将が選手宣誓を務める佐世保工の選手たちが参加。電光掲示板で全出場校を紹介後、黒江英樹県高野連理事長が開会を宣言した。
 続いて、活水3年の田川美桜さんが国歌、島原3年の前田梨緒さんが大会歌「栄冠は君に輝く」を独唱。海星の竹村凌主将と大崎の秋山章一郎主将がそれぞれ優勝旗を返還した後、山口千樹県高野連会長らが激励した。
 第2日は9日、ビッグNと諫早市第1野球場、佐世保市総合グラウンド野球場で1回戦計7試合を実施する。今大会は各試合、観客を入れて行う予定。

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