栃木県と宇都宮市は8日、新たに計19人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。さくら市内の接待を伴う飲食店で、県内74例目となるクラスター（感染者集団）が発生し、従業員と利用客の計6人の感染が判明した。県内の累計感染者数は7192人となった。
◇「コロナ」感染拡大の経過
新規感染者は10歳未満～70代の男女。居住地別では、さくら市6人、宇都宮市5人、佐野市3人、高根沢町2人、鹿沼市、真岡市、足利市各1人だった。
クラスターは5～7日に従業員2人、利用客4人の陽性が判明した。マスク未着用での飲食やカラオケが原因と県は推定している。7日までに従業員と利用客計21人の検査を実施した。
県と宇都宮市は8日、計61件検査（委託の未集計分は除く）。累計検査件数は31万1224件、退院者6991人、入院者108人、宿泊療養者68人、自宅療養者20人、入院調整中5人、重症者は9人。
