軽で車中泊! 最強のキャンピングカーベース「ホンダ N-VAN」は初心者でも気軽に車中泊が出来る純正キットがあった

「車中泊」がブームだ。旅先でのレジャー前、もしくは移動途中に、ひとりもしくは身近な家族と共に車内で宿泊や仮眠を行うものだが、コロナ禍の中で密を避けるパーソナルな旅のニューノーマルとして、ますます注目を集めている。そんな車中泊を、純正アクセサリーで楽しめる最強の軽自動車がある。その名は「ホンダ N-VAN(エヌバン)」。初心者でも気軽に楽しめるN-VAN純正車中泊仕様をご紹介しよう。

ホンダ N-VAN(エヌバン) 車中泊仕様(ホンダアクセス純正パーツ装着車)[2018年7月12日発売]

軽自動車最強!「ホンダ N-VAN」は純正アクセサリーだけで車中泊仕様が造れる!

ホンダ N-VAN(写真はホンダアクセス純正パーツ装着車)

純正車中泊仕様の軽自動車といえば、なんといっても「ホンダ N-VAN(エヌバン)」が最強だ。

2011年12月に登場したスーパーハイトワゴンの「N-BOX」から始まったホンダの軽自動車Nシリーズは、2021年6月末で累計300万台を販売する大ヒットシリーズ。その中の商用車部門を担うのが、今回取り上げるN-VANである。

床下にアウトドアグッズを収納出来る荷室空間もしっかりと確保出来る純正「マルチボード」

ホンダ N-VANは、このように助手席と後席シートをフラットにたたみ、床へすっぽり収納できるのだ

ホンダ N-VANは、写真のように助手席・後席を収納することで広大かつフラットな荷室空間を生み出すモデルだ。そこにそのままゴロンと寝ても良いが、広大な空間を活用した車中泊仕様に仕立てる純正アクセサリーも、発売当初から用意され人気を集めている。

ホンダ N-VAN ホンダアクセス純正パーツ装着車「マルチボード」[ラゲッジ用/許容荷重:200 kg/7万950円・リア用(助手席用)/許容荷重:100 kg/3万1900円]

写真のラゲッジボードは、助手席側と後部のセットで用意される。床へ直(じか)に寝るのでなく、運転席・助手席(収納せず前倒しだけした状態)の高さにボードを置き、そこが就寝スペースとなる。

そのメリットは、床下に生まれる収納スペースにある。

いくら近年の軽が広くなったからといっても、絶対的な空間には限りがある。アウトドアレジャーはなにかと荷物も多いもの。車中泊となれば、さらに寝袋など就寝用のグッズも増える。TOPのイメージ画像を見てもわかる通り、手荷物を綺麗に床下へ収納することで、さらに効率的な室内空間の活用が実現出来るのだ。

セットで10万円少々の純正「マルチボード」。初心者は、まずここから気軽に車中泊をスタートしてみるのが良いだろう。

外部電源入力キット[AC100V/最大1500W/外部接続用ケーブル付(5m)]/3万7400円(ホンダアクセス), 近年はキャンプ場や車中泊専用スポットRVパークなどに「電源付きサイト」が設けられているので有効活用したい
外部電源入力キット[AC100V/最大1500W/外部接続用ケーブル付(5m)]/3万7400円(ホンダアクセス), 近年はキャンプ場や車中泊専用スポットRVパークなどに「電源付きサイト」が設けられているので有効活用したい
テールゲートメッシュ/2万2000円(ホンダアクセス), キャンプ場で夏場の車中泊する際に“網戸”代わりとして大いに役立つ
テールゲートメッシュ/2万2000円(ホンダアクセス), キャンプ場で夏場の車中泊する際に“網戸”代わりとして大いに役立つ
テールゲートカーテン(ブラック/テールゲート開口時吊り下げタイプ/収納袋付)/2万4200円(ホンダアクセス),マリンレジャーでの屋外着替えスペースとして、あるいはちょっとした日除け代わりにも活用出来る
テールゲートカーテン(ブラック/テールゲート開口時吊り下げタイプ/収納袋付)/2万4200円(ホンダアクセス),マリンレジャーでの屋外着替えスペースとして、あるいはちょっとした日除け代わりにも活用出来る

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:Honda]

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