立憲民主党の菅直人元首相（７４）が９日、ツイッターを更新。前日に自民党の二階俊博幹事長（８２）が小池百合子都知事（６８）の国政復帰を歓迎したことに、衆院選で自民党が菅義偉首相（７２）の首をすげ替えて、小池氏を担ぎ出す展開を予測した。
菅氏は二階氏の発言について、「菅（すが）総理で勝てない時は小池自民党で戦う気だ。４年前小池氏は政権を狙って『希望の党』を立ち上げたが、『排除』発言で失速。枝野幸男氏が立ち上げた立憲民主党が野党第一党となった。次期総選挙は小池対枝野の戦いの可能性が大」と指摘。
続けて、「自民党幹事長の二階氏の手法は小沢氏とそっくりだ。小沢氏は自ら誕生させた細川、羽田、鳩山政権で大臣にならず、幹事長として実権を握った。私が総理の時小沢氏を幹事長にしなかったので、早速党内で反旗を挙げた。二階氏は小沢氏の長年の側近政治家。手法は同じだ」と旧民主党政権時に小沢氏とバトルを繰り広げた過去を振り返りつつ、二階氏が小池氏を担ぎ出すとにらんでいる。
