与那原町が20代以上約2400人に接種へ 今月17、18日 きょう受け付け開始

 沖縄県与那原町(照屋勉町長)は17、18の両日、町観光交流施設で町民2400人規模の新型コロナウイルスワクチン集団接種を実施する。接種は1日1200人ずつ。20代以上の初回接種者を対象とする。照屋町長は「2400人規模の集団接種によって、接種を希望する町民の約半分が1回目を終える。11月末までにはワクチン接種の2回目までを完了させたい」と話している。

 町は6月13日と7月4日に65歳以上の高齢者や保育士、教員らを対象とした約千人規模の集団接種を実施し、町民のワクチン接種を加速した。町によると、6月30日までに高齢者全体の60.9%に当たる2633人(医療機関などで直接個別接種をした者は除く)が1回目の接種を終えている。町の担当者は「このままいけば7月末までには高齢者の接種が完了できる」と説明した。

 2400人規模の集団接種はハートライフ病院(中城村)と町内医療機関の協力によって行われる。

 町はすでに20代以上の住民に接種券を発送している。ワクチン接種の予約受け付け開始は20~39歳は9日。40歳以上と基礎疾患を有する町民はすでに予約を開始している。毎週水曜日と日曜日に実施する通常のワクチン接種も受け付けている。予約の問い合わせは町新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター(電話)098(943)8931(平日午前9時~午後5時)。町の公式LINE(ライン)でも受け付けている。

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