ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、他クラブがリオネル・メッシと契約するには「財政的ドーピング」をするしかないと語った。
メッシ残留に尽力するバルセロナ…資金確保のためピャニッチやウンティティ放出を画策
メッシは7月1日からフリーエージェントとなり、バルセロナとは契約延長をまだ締結していない。マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンが獲得に動いていて、今夏にビッグディール実現も囁かれている。そんな中テバス会長は、他クラブがメッシを獲得するには巨額の年棒を支払う必要があり、通常の手段では実現不可能と語った。
「彼が以前の条件でバルサと契約するのは不可能だろう。ヨーロッパのどのクラブも、年棒を支払うことはできない。マンCはコロナウイルスで2億7000万ユーロの損失を出しているから、メッシと契約しようとは考えないだろう。もし契約するなら経済的なドーピングしかないペップに言ったことがある。それがなければ彼らはこれほど多くのタイトルを獲得できただろうかと。クラブの財政能力をはるかに超えた努力をしなければならず、それをすればサッカーを台無しにしてしまう」。