WRC、2022年カレンダーの一部が承認。ラリージャパンなど9イベントが明らかに

 WRC世界ラリー選手権は7月8日、WMSC世界モータースポーツ評議会で承認された2022年のカレンダーに組み込まれる9つのイベントを確認した。

 モナコで開催されたWMSCでの承認を経て、日程込みでラリーの開催が明らかにされたのは、1月23日がラリー最終日となる開幕戦モンテカルロと、初めて北部の都市ウメオを拠点とし行われ、2月27日にフィニッシュする第2戦スウェーデンの序盤2ラウンドのみだ。残る7つのイベントに関しては、サーフェス(路面)と開催国のみが発表されている。

 その7つのWRC開催国は、ポルトガル、イタリア、ケニア、日本、スペイン、エストニア、ギリシャだ。この内、日本とスペインがターマック(舗装路)、その他のラウンドはグラベル(未舗装路)でのラリーが予定されている。
 
 なお、WRCの2022年シーズンは最大13戦の開催が予定されており、残る4つのスロットを埋めるイベントは後日アナウンスされるという。

■WRC世界ラリー選手権 2022年暫定スケジュール(2021年7月8日発表)

Event Surface Date

モンテカルロ ミックス 1月23日

スウェーデン スノー 2月27日

ポルトガル グラベル –

イタリア グラベル –

ケニア グラベル –

日本 ターマック –

スペイン ターマック –

エストニア グラベル –

ギリシャ グラベル –

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