ヤクルトの原樹理投手(27)が9日、今季初登板となる広島戦(10日、神宮)への意気込みを語った。
ここまでは小川泰弘投手(31)が主に土曜日のマウンドに上がっていたが、7日に実施したPCR検査で新型コロナウイルスの陽性判定を受け、8日に「特例2021」で登録を抹消された。
エースの〝代役〟という形となったが、原は「自分のできることを精いっぱいやるだけかなと思っています」と気を吐いた。
2017、18年は先発ローテーションの一角を担っていたが、右肩のけがもあり、ここ2年間は不本意なシーズンを過ごした。今季も開幕は二軍スタート。「チーム全体の活躍は見ていて、『自分も』という気持ちになっていました」。
二軍でもなかなか勝ち星をあげることができなかったが、前回登板の1日楽天戦(森林どり泉)では9回1失点で完投勝利。自身の状態について「2、3か月前より良くなっている」と語り、昨季まで感じていたというコンディション不良は「なくなりました」と復調をアピールした。
2015年ドラ1右腕が復活の1勝を目指す。