平塚市は9日、東京五輪の事前キャンプで同市に滞在中のリトアニア代表競泳チームの30代の男性選手1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性の疑いと確認されたが、再検査では陰性と判明したと発表した。10日に改めて検査して確定させるという。
市オリンピック・パラリンピック推進課によると、男性選手は7日の入国時の羽田空港での検疫では陰性だった。8日午前にPCR検査を受け、9日に陽性と判明、同日再検査を受けた。陽性の疑いとなったため県指定の宿泊療養施設に移ったが、無症状という。他の選手ら9人は平塚市内の宿泊施設の個室で待機している。
選手団は8日から市内の施設でトレーニングを実施。サポートに当たった市職員やボランティア延べ31人には自宅待機を要請しているという。