【ドリーム・オン・アイス】羽生結弦「全てのエネルギーをスケートに」大トリ登場で王者の舞

「ドリーム・オン・アイス2021」で王者の舞を披露した羽生結弦(代表撮影)

フィギュアスケートのアイスショー「ドリーム・オン・アイス」(神奈川・KOSE新横浜スケートセンター)が9日、有観客で開催された。

2022年北京五輪シーズンの主役たちが銀盤に集結。大トリを飾ったのは五輪2連覇の絶対王者・羽生結弦(26=ANA)だ。「最大の夢に向かって」「全てのエネルギーをスケートに込めます」の言葉とともに登場。19年5月のアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」(千葉・幕張)で「X JAPAN」のボーカル・Toshlと〝氷上コラボ〟した際の曲「マスカレイド」が流れる中、王者の舞を披露した。フィニッシュすると、マスク姿の観客から拍手が鳴りやまなかった。

羽生は昨シーズン、新型コロナウイルス感染のリスクを回避してGPシリーズを欠場。年末の全日本選手権(長野)は5年ぶり5度目のVを飾り、今年3月の世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)を3位で終えていた。

五輪イヤーの今季はGPシリーズ第4戦のNHK杯(11月12日開幕、東京)、第6戦のロシア杯(同26日開幕、ソチ)に出場予定。

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