【フィギュア】紀平梨花〝タイタニックポーズ〟で北京五輪「金」への航海スタート

紀平梨花(代表撮影)

フィギュアスケートのアイスショー「ドリーム・オン・アイス」(神奈川・KOSE新横浜スケートセンター)が9日、有観客で開催された。

2022年北京五輪金メダルを目指す全日本選手権2連覇の紀平梨花(18==トヨタ自動車)は、米映画「タイタニック」の名曲に乗せて妖艶な演技を披露。ラストは銀盤で両手を広げ、英女優ケイト・ウィンスレット(45)が演じた有名な〝タイタニックポーズ〟でフィニッシュした。

紀平は昨年の全日本選手権(長野)で2連覇を達成したが、今年3月の世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)は7位というふがいない成績に終わった。さらに4月の世界国別対抗戦(大阪)では「棄権も考えた」という腰痛に襲われ、試練が重なった。

今季はGPシリーズ第2戦のスケートカナダ(10月29~31日、バンクーバー)、第4戦のNHK杯(11月12日開幕、東京)に出場。ずっと目標に掲げてきた北京五輪金メダルへ向けて、紀平の航海が始まる。

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