自民宮崎県連内、不満くすぶる 衆院宮崎1区公認先送り

 次期衆院選宮崎1区の自民党候補者の公認問題で、自民党県連の内部が紛糾している。秘書の当て逃げ疑い事故やその後の対応を巡り、現職の武井俊輔氏(46)を党本部に公認申請しないことを決めて約半月が過ぎたが、公認問題の解決に道筋が付かないからだ。県連幹部は8日、党本部と協議したものの結論は先送りとなり、”手ぶら”で帰県したことで、関係者の不満と焦りは次第に大きくなっている。

© 株式会社宮崎日日新聞社