粉川日光市長が新型コロナ感染 県内医療機関に入院

粉川昭一日光市長

 日光市は9日、粉川昭一(こなかわしょういち)市長(57)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内首長の感染公表は初めて。同日、県内医療機関に入院した。感染経路は不明という。

 県が同日、発表した県内7207例目の感染者。県で濃厚接触者の有無などを調査している。

 8日夕に頭痛があったため、市内医療機関で9日に検査し陽性が判明した。6、7の両日は来客対応など通常公務を行い、8日は臨時市議会に出席した後、来客などに対応した。

 粉川市長は「電話などで必要な指示を出せる状況にあり、当面は職務代理を置かず業務に支障がないよう対応する」とコメント。10日以降、市の集団接種のキャンセル分でワクチン接種1回目を受ける予定だった。

© 株式会社下野新聞社