宮崎県内ワクチン供給不足 自治体困惑、計画見直しも

日南市のワクチン接種推進室。国からの供給不足を受け、64歳以下の新規予約を一時停止している=9日午前、日南市役所

 新型コロナウイルスワクチンの供給量に関する宮崎日日新聞の調査で、今後の見通しも含め供給不足を指摘する自治体が相次いだ。接種計画の見直しを迫られる自治体もあり、国が目指す12歳以上の希望者全員の11月までの接種完了にも黄信号がともる。「スムーズに接種が進むかは国の供給次第だ」。国の要求に応じる形で接種を急いできた自治体には不満や困惑が広がっている。

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