「この騒音どうにかならないか」最新鋭ステルス戦闘機F35が3日連続飛来 最大114デシベル

 【宜野湾】米軍岩国基地(山口県)所属のF35B最新鋭ステルス戦闘機4機が9日、宜野湾市の普天間飛行場に飛来した。県の騒音測定(速報値)によると、上大謝名地域で最大114.4デシベルが発生。騒音が大きい戦闘機の飛来は3日連続で、松川正則市長は同日、小野功雄沖縄防衛局長に電話で抗議した。

 F35が離陸する際、飛行場近くの中学校の運動場では、耳をふさぐ生徒らの姿もあった。市の基地被害110番には9日午後4時半までに、「この騒音どうにかならないか」といった苦情が6件あった。

 8日は垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超えて夜間飛行した。

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